突如、街中に茶色い雨が降ってきた!
「うわぁぁぁ!何だ、この茶色い雨は!」
「きゃぁぁっ!何なの、これっ!?」
「うわぁぁぁん!怖いよぉ!」
街中の女子供は恐怖で泣き叫び、大の男たちですら戸惑いを隠せません。
突然誰かが叫びました!
「おい、実はこれ、ウンコなんじゃないのか!?」
その声を聞いた街中の人たちは愕然としました。
「ホントだ、これはウンコじゃないか!?」
「キャッー!ウンコが降ってきたわ!くさくなっちゃうわ!イヤーッ!」
「うわぁぁぁん!くさいよぉ!汚いよぉ!」
もう街中は地獄絵図と化しています。いつもは冷静なエリートインテリサラリーマンも、
「このエリートの私が、無様にウンコまみれだと!バカなっ!?こんなことが許されていいのかっ!?クソッ!」
などと、ウンコの雨だけに「クソッ!」なんて叫んだりしています。とにかく、大パニック。
すると、一人の可憐な少女が言いました。
「みんな、落ち着いて!これはウンコなんかじゃないわ!これは・・・チョコレートよ!」
「バカな!チョコレートだって!?」
「ウンコじゃなくて、チョコレートですって!?そんなことあるはずがないじゃない!」
「うわぁぁぁん!やっぱりウンコだよぉ!」
みんな、もう「茶色の雨=ウンコ」という先入観に侵されていて、少女の声をまともに聞こうと思いません。
「みんな!これがウンコじゃなくて、チョコレートだってことを、私が証明してあげるわ!」
そういうと、可憐な少女は、茶色い雨を口に入れました。
「うわっ!あの娘、ウンコを食べたぞ!」
「バカな真似を!はやまっちゃダメよ!すぐ吐き出すのよ!」
「うわぁぁぁん!スカトロだよぉ!」
みんなが叫ぶなか、少女は静かに、言いました。
「ああっ!甘くて、おいしいわ!やっぱりこれはチョコレートよ!今までに食べたことがないくらい、おいしいわ!きっと神様のお恵みよ!」
なんと、茶色い雨はウンコではなく、チョコレートだったのです!
「バカな!本当にチョコレートだったのか!どれ私も一口、パクッ!」
「私も食べてみるわ!パクッ!」
「うわぁぁぁん!パクッ!」
次の瞬間、みんな口を合わせたように、同じ言葉を発しました。
「やっぱりウンコじゃん」
「テヘヘッ!!」
――――――――― 完 ―――――――――
- http://guminjiru.blog33.fc2.com/tb.php/64-ad4cb072
0件のトラックバック
コメントの投稿