街中に、いきなりすげー恐竜が現れた。ガオーッ!
もう街中は大パニック!みんな逃げ回っています!
そして恐竜は叫びます!
「みんな食ってまうど〜!」
まあ、大変。恐竜はみんなを食べる気です!
そこに小さな女の子が現れました。
「やめて〜!みんなを食べないで!食べるんなら私を食べて!」
「ぐへへ!お前、見かけによらず、勇気があるじゃないか〜!」
女の子は目をつぶって、震えながら答えます。
「私には、お父さんもお母さんもいないの。私は捨てられたの。私が死んでも悲しむ人なんて、誰もいないの。だから、みんなを食べるくらいなら、私で我慢して!」
恐竜は衝撃を受けました!
「(こ、この子は、この薄汚れた世界にたった一人ぼっちだったのか。しかも、他の奴らを助けるために、自分を犠牲にしようとしている!なんて健気なんだ!萌えるっ!)」
そう思った瞬間、恐竜の体が光りだしました!ピカーッ!!
「キャッ!何!?」
女の子は驚きます。
次の瞬間、恐竜は人間の王子様になっていました。
「ありがとう。君の健気さが、私にかかっていた呪を解いてくれたのだ」
「呪?」
「そう。恐竜になってしまうという恐ろしい呪だ。でも、もう大丈夫。そして君はもう一人ぼっちじゃないよ」
「えっ!?」
「君は僕のお嫁さんになるんだ!」
「えっ!?急にそんなこと言われても・・・」
「ハハハ。恥ずかしがり屋だな。そんなとこがまた可愛らしいよ」
「ごめんなさい。あなたの顔が私のタイプじゃないの・・・」
「なんと〜」
――――――――― 完 ―――――――――
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