秋山君は家電製品を作っている工場で働いているフリーター。秋山君は、工場の中で部品を運ぶ係りです。
今日もせっせと秋山君は部品を運びます。
「はぁはぁ、けっこう思い部品だなぁ」
一生懸命がんばって働く秋山君。
「山崎さん、部品運んできましたよ」
「秋山君、これ違うじゃない!」
「えっ!でも確かにこれを運べって山崎さんが言っていたような・・・」
「私はそんなこと言ってないわよ!自分のミスを人に押し付けるんじゃないわよ!」
「すいませんでした・・・」
秋山君はとっても素直でいい子です。だから、自分が悪くなくてもつい謝ってしまいました。
山崎さんは秋山君の職場の先輩。ちなみに、山崎は30代前半のすげーブスで、顎がしゃくれているクソババアです。性格もとっても悪いので、結婚するどころか、彼氏すら絶対できるわけがないようなクソ女。そしてなぜか、仕事ができて、性格がいい秋山君を目の敵にしている。
クソブス山崎の陰湿ないじめは毎日のように続いた。わざと秋山君に間違った指示をして、それを秋山君のせいにしたのだった。
「秋山君、違うでしょ!!何回言ったらわかるの!使えないわね!」
「すいませんでした・・・」
悪くないのに素直に謝る、かわいそうな秋山君。すべては山崎が悪いのです。そして、クソブス山崎なんて死ねばいいのに。
なんてことを言っていると、ついに秋山君の仏の心がぶち壊れる事件が起きました。
秋山君が部品を運んでいるときに、山崎がわざと足を引っ掛けたのです。
「うわっ!」
ガシャーン。
秋山君は転んでしまい、運んでいた部品が床に落ちて、壊れてしまいました。
「あーあ、秋山君、何やってんのよ!ホント、使えないわね!」
ニヤニヤ笑いながら、言う山崎。
秋山君はゆっくり立ち上がり、言いました。
「山崎さん、ちょっといいですか・・・」
「あ?」
すると、秋山君は、自分のポケットから隠し持っていた拳銃を素早く抜き、山崎の額に突き付けました。
「おい、クソババア。てめーみたいなクズはこの世界にはいらねーんだよ」
「あ、秋山君、じょ、冗談でしょ?」
「死ね」
秋山君は引き金を引きました。
銃弾が山崎の額を打ち抜き、山崎の頭部は吹っ飛び、ぶざまに死にました。
しかし、いくら相手がクソ女山崎とは言っても、人を殺したことには変わりがない。秋山君は殺人罪で逮捕されて、牢屋に入れられてしまいました。
あなたは人を殺したいと思ったことがありますか?
人を殺したいと思うことは自由です。
しかし、実際に人を殺してしまえば、その相手がどんなに嫌な奴で、クソみたいな人間であっても、警察に捕まってしまう。殺人は犯罪だからです。
世の中には、顔を見ただけで吐き気がするくらい、嫌な人間がいっぱいいます。
そして、そんな嫌な人だらけの世の中で生きなければいけない、人間とはいったい何のでしょうか。
僕には、よくわかりません。
嫌な奴に出会い、そいつを殺してやりたいと思った時、僕はこうやって文章を書き殴り、なんとか殺意を発散させることにしています。
人を殺せば、捕まってしまうので、文章の中で架空の人物を殺すことで、その気持ちを抑えることしか、僕にはできません。
しかし、いつかこの殺意を抑えられなくなったらと考えると、恐ろしいです。
この世界は、とっても嫌な世界です。
嫌な奴なんか、みんな死ねばいいのに。
こんなことを思う僕は、きっとろくな人間じゃありません。
――――――――― 完 ―――――――――
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